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環境負荷も少ない斜面表層の安定工法

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”鉄の根っこ”で樹木を切らずに表土を保全。施工が早く、経済的で環境負荷も
少ない斜面表層の安定工法!!

斜面災害の90%は表層崩壊

  •  近年、地震や豪雨などに起因する土砂災害が急増し山地斜面だけでなく、都市斜面においても斜面崩壊が増加し、市民生活に大きな影響を与えています。ここで、我が国に発生する斜面崩壊の55%は表土の崩壊であり、崩積土や段丘堆積物,強風化岩などを入れると斜面崩壊の約90%がこれら表層崩壊で占められています。このため、斜面を保全するためにはこれらの表層崩壊を未然に防止することは重要なことです。
  • 鉄根打設工法(斜面の表層崩壊防止工法)

  •  森林植生は、山腹の土層に強じんな根系を網のように広げ(緊縛効果)、大小さまざまな杭を打ったように張り表土をつかんでいます(杭効果)。また、斜面を崩壊させる過剰間隙水圧が発生しないよう水圧を除くことも重要です(吸水効果)。これらの森林の根系が持つ国土保全機能を、 “鉄の根っこ”によって補完・補強する工法が「鉄根打設工法」です。
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   土層強度検査棒で鉄根打設必要な箇所を抽出

 

 鉄根の打設状況

 

 結束盤を設置。必要に応じ鉄根を追加。

 

 鉄根打設後の斜面